伊丹市ことば文化講演会

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伊丹市ことば文化講演会
  2008/3/23 (日) 10:45:48 - 一朗 -
テルニストの皆様、こんにちは。

輝先生のご講演に行ってまいりました。
今回は万難を排して、先生のご講演を拝聴することができました。
会場のエントランスを入ったロビーにはミュージアムのスタッフの方々による展示があ
り、見入ってしまいました。
「ひとたびはポプラに臥す」のマップや、「一本松一家の写真」や、台湾語版「川三部
作」、川三部作の写真展、仏語版「泥の河、蛍川」、台湾語版「流転の海シリーズ」、
「生原稿」などでした。度肝を抜かれて、時間を忘れてしまい、冒頭の伊丹市長さんの
挨拶がほとんど聞けなく、申し訳ございませんでした。

市長のご挨拶の後、福島天満宮 地車(だんじり)講社中の皆様による「天神祭りの祭
囃子」の演奏があり、眼前に「泥の河」の世界が広がりました。

その後、関西大学の増田周子教授による「宮本輝の文学を語る~生と死の問題から~」
と題した講演があり、まるで大学の文学部の授業のようで20年ぶりに大学生にもどっ
たかのようでございました。

「泥の河」「蛍川」「幻の光」「錦繍」の4つの作品について講義をいただきました
が、私が印象に残ったのは、「錦繍」の中から「生きていることと、死んでいることと
は、もしかしたら同じことかもしれへん。」の部分を引いて、「生と死はつながってい
るもの、宿業は転換できるもの」とおっしゃっておられたところです。

そして、ついに輝先生のご登場です。道上洋三氏との約1時間のご対談、笑いのたえな
い時間でございました。

「宮本輝」というペンネームをおつけになられたのが、池上義一氏であったこと。
栃木県の講演会で「宮田輝」さんの講演会だと思って参加していた最前列のおばあさん
たちに、登壇するやいなや「あれ~、違うわ」と言われたこと。
などのお話がありました。

「人生と文学」と題された講演会、やはりお父様とお母様のお話が多かったです。
お父さんのお話はいつ聞いても笑ってしまいます。
「幼い頃、お父様の仕事の関係で、米軍基地に行ったことがあり、そこでペプシコーラ
を飲んだ。おそらく日本で初めてペプシコーラを飲んだのはこの私であろう。最初、栓
の開け方がわからなかった。アメリカ人はボトルの底をパンと叩いて、栓抜きを使わず
開けていた。」とのお話に、道上さんから「ほんまかいな?。」、輝先生「ほんまやっ
ちゅうねん!」のかけあいがあり、大笑いいたしました。

お母様のお話の中で、初めてうかがったことは「おかあさんは自殺未遂後、強い人間に
変わった。もちろん人間は本来持っているものしか出せないものであるが、母本来の強
さが出てきた。」というお話です。
「母は人生に勝利した。人生は勝たなければならない。二歩も三歩も上に行かなければ
ならない。」とのお言葉に、「勝利」の大切さ、を痛感させられました。

「五十歳を過ぎた人間の情熱しか信じない。」
「ひとたびはポプラに臥す」の道中に気づいたものとあいまって、「自分はこうなる、
こうするというように信じて、保ち続けたものこそ、信じるに足るものになっていくの
だ。」ということがわかった、というお話がありました。
(うまく表現できなく、申し訳ございません。私自身も五十歳まであと11年になりま
すけど、なんとなくは感じておりますが、輝先生のように、はっきりと自覚できるよう
になるにはやはり、その年にならないとわからないのではという思いでいっぱいで
す。)

輝先生、ご講演ほんとにありがとうございました。
大変におつかれさまでございました。
関係者の皆様、ご主催の伊丹市の皆様・社団法人柿麿文庫の皆様・朝日新聞社様・追手
門学院大学の皆様、ほんとにありがとうございました。


講演会行ってきました
  2008/3/23 (日) 21:26:15 - よもすがら -
今回の講演会は自分のハガキは当たりませんでしたが
五月山さんに譲っていただき娘と一緒の参加でした
ありがとうございました。また金の思い出ができました。

内容は一朗さんがお伝えしてくれたとおりです
ラジオのパーソナリティー道上洋三さんの上手なツッコミに
輝先生も軽妙に答えられ大いに盛り上がりました
いろんな悩みがあってもそれは自分の人生を荘厳するひとつの
出来事である。負けたらあかん、勝つことが大事や、自分が
向上していければ不幸は不幸のままではない、人生勝ったら
不幸も笑って語れると言われました。
本当にそうだなと実感いたしました。
落ち目になった時に、いままでの付き合いを手のひらを返すみたいに
絶っていった人の顔絶対忘れないよ。今に見ておれの心で小説を書いてきた
と語られました。芥川賞を取ってからどれだけたくさんの小説家が消えて
いったか。何十年も第一線を張ってこられた宮本輝先生のものすごい
魂の声を優しい声と優しいお顔で語っていただきました
ありがとうございました

伝えきれないもどかしさでいっぱいです。
後はどなたかよろしくお願いします(^^;)

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